🌿 シソ(大葉)の育て方 完全ガイド|品種比較・栽培カレンダー・プランター栽培・害虫対策
シソ(大葉)は薬味や漬物に欠かせない和ハーブで、家庭菜園でも大人気。 発芽がやや難しいですが、一度育てれば長期間収穫が可能でコスパ抜群。 本ガイドでは品種の特徴・プランター栽培のコツ・病害虫対策まで詳しく解説します。
🌿 品種比較(青シソ・赤シソ)
シソは大きく青シソと赤シソに分かれ、利用法や香りが異なります。
品種 | 特徴 | 用途 | 栽培難度 | 収穫目安 |
---|---|---|---|---|
青シソ(大葉) | 香り爽やか。葉を薬味や天ぷらに。 | 刺身のつま/薬味/天ぷら | やさしい | 播種後60〜80日〜随時 |
赤シソ | 香り強め。梅干しや漬物に必須。 | 梅漬け/シソジュース | ふつう(発芽率やや低い) | 播種後70〜90日 |
💡迷ったら:家庭菜園初心者は青シソからスタートがおすすめ!
📅 地域別 栽培カレンダー
- 寒冷地:5月まき → 7〜9月収穫
- 関東・中部:4月まき → 6〜9月収穫
- 関西・四国・中国:3〜4月まき → 6〜10月収穫
- 九州・沖縄:3月まき → 5〜10月収穫
👉 直まき/ポットまきどちらも可能。霜が降りなくなってから定植。
🌍 土作り・プランター条件
- pH:6.0〜6.5
- 元肥:完熟堆肥2kg/㎡+化成肥料(8-8-8)50g
- 畝:畝幅60cm・株間30cm
- プランター:20L以上。1鉢1株が理想。
🌱 種まき・発芽のコツ
- 好光性種子:覆土は極薄(2mm程度)。光がないと発芽率低下。
- 1か所3〜4粒まき → 発芽後に1本立て。
- 発芽適温:20〜25℃。
- 赤シソは発芽率が低いため多めに播くのが安心。
🌿 栽培管理(間引き・摘芯・追肥)
- 間引き:本葉2〜3枚で1本に。
- 摘芯:草丈20cmで先端を摘むと脇芽が増え、収穫長持ち。
- 追肥:収穫開始後は2週間ごとに液肥を。
- 水やり:乾燥すると硬くなる。適度な湿り気を維持。
💡ポイント:こまめな摘芯で葉数を増やすのが収穫量アップの秘訣!
🦠 病害虫と対策
- アブラムシ:新芽に群生 → 防虫ネット・テントウムシ活用。
- ハダニ:乾燥時に発生 → 葉裏に霧吹きで予防。
- ヨトウムシ:夜間に葉を食害 → 捕殺+BT剤。
⛏️ 収穫のタイミング
- 播種後60日〜。草丈20cm以上で随時収穫。
- 下葉から摘み取ると株が長持ち。
- 開花前に収穫した方が香り強い。
📦 保存方法
- 濡らした新聞紙に包み、冷蔵庫野菜室で3〜5日。
- 冷凍保存は刻んでラップに小分け。
🍴 おいしい食べ方
- 天ぷら:揚げると香り豊か。
- 薬味:そうめん・冷奴・刺身に。
- 漬物:赤シソは梅干しやジュースに。
❓ シソ栽培のよくある質問(FAQ)
Q1. シソがすぐ硬くなるのは?
A. 水切れや肥料不足で繊維質が増えます。定期的な追肥と水やりを心がけましょう。
Q2. 葉に穴が空くのは何の虫?
A. ヨトウムシやバッタの可能性。夜に懐中電灯で見回り捕殺を。
Q3. プランター1株でどのくらい収穫できる?
A. 摘芯を繰り返せば1株で100枚以上収穫可能です。
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