🌱 パセリの育て方 完全ガイド|カーリー・イタリアンの違い・プランター栽培・保存法
パセリはビタミン・ミネラルが豊富なハーブで、料理の彩りや風味付けに大活躍。 発芽率が低めですが、育ち始めれば丈夫で長期間収穫できます。 本ガイドでは品種比較・栽培カレンダー・プランター栽培・保存方法を詳しくまとめました。
🌱 品種比較(カーリー・イタリアンパセリ)
パセリは葉の形と香りでカーリータイプとイタリアン(フラット)タイプに分かれます。
品種 | 特徴 | 用途 | 栽培難度 | 収穫目安 |
---|---|---|---|---|
カーリーパセリ | 葉が縮れて見た目華やか。香りはややマイルド。 | 付け合わせ/彩り/サラダ | やさしい | 播種後80〜100日〜随時 |
イタリアンパセリ | 平葉で香り強め。セリ科独特の風味。 | 煮込み料理/ソース/サラダ | ふつう(発芽率低め) | 播種後90〜110日〜随時 |
💡迷ったら:初心者はカーリーパセリ、料理好きはイタリアンパセリがおすすめ!
📅 地域別 栽培カレンダー
- 寒冷地:5月まき → 7〜10月収穫
- 関東・中部:4〜5月/9月まき → 春〜秋収穫
- 関西・四国・中国:3〜5月/9〜10月まき → 長期間収穫
- 九州・沖縄:秋まき推奨(9〜11月まき → 翌春収穫)
👉 パセリは高温乾燥に弱く、夏場は半日陰が安心です。
🌍 土作り・プランター条件
- pH:6.0〜6.5
- 元肥:完熟堆肥2kg/㎡+化成肥料40g
- プランター:深さ20cm以上・容量15L以上。1鉢2〜3株が目安。
- 風通し良く、夏場は半日陰に置く。
🌱 種まきと発芽のコツ
- パセリは発芽率が低い(50%以下)ため多めに播く。
- 発芽適温15〜20℃。発芽まで2〜3週間かかる。
- 覆土は薄め(5mm)。乾燥防止に新聞紙をかけると◎。
- 本葉2〜3枚で間引き、1株に。
🌿 栽培管理(間引き・追肥・水やり)
- 間引き:株間10〜15cmを確保。
- 追肥:収穫開始後は2週間ごとに液肥を。
- 水やり:乾燥に弱いので適度に潅水。
- 収穫方法:外葉から順に摘み取り。
💡ポイント:こまめに収穫するほど株が長持ちします!
🦠 病害虫と対策
- アブラムシ:防虫ネットで予防。
- 立枯病:過湿を避け、風通し良く管理。
- 軟腐病:高温多湿を避け、株間を広げる。
⛏️ 収穫のタイミング
- 播種後80〜100日で収穫開始。
- 外葉から随時収穫し、中心葉を残す。
- 株を残せば翌年も越冬して収穫可能。
📦 保存方法
- 湿らせたキッチンペーパーで包み、冷蔵保存(5日程度)。
- 刻んで冷凍保存も可能。
- オリーブオイル漬けにすると風味長持ち。
🍴 おいしい食べ方
- カーリー:サラダ・飾り付けに。
- イタリアン:パスタ・煮込み料理に。
- 刻んでタブレやハーブソースに活用。
❓ パセリ栽培のよくある質問(FAQ)
Q1. 発芽しないのはなぜ?
A. パセリは好光性+発芽が遅い特徴があります。覆土を薄くし、乾燥を避けて管理しましょう。
Q2. 夏に枯れやすいのは?
A. 高温乾燥によるストレス。半日陰で育てると元気に保てます。
Q3. プランターで何株育てられる?
A. 60cmプランターなら3株程度が目安です。
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とまとま
発芽はのんびり屋さんだけど、育てば長〜く収穫できるよ!料理の彩りに大活躍♪
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